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泡沫のパティ ('A`)ドクオは夏の旅に出るようです

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('A`)ドクオは夏の旅に出るようです 

ネタバレ有り

('A`)ドクオは夏の旅に出るようです
まとめ先はAppleさん

恥ずかしい話、俺は有名どころの話を読んでいないことが多い。
それは長編だと中々手が出せないというのがあるからだ。
話数の長い話を見ると面白そうだな、と思う反面
でも長いからなぁ…という思いが出てしまうことがあるのだ。

しかしこういう考えを抱いているときに限ってその作品を一日で読破し、
何故もっと早くに読まなかったのかと悔しく思ってしまう。
三夏と呼ばれた作品の一つのこの話も、読んだ後そんな気分になった。

不思議なメールを受け取ったところから始まるドクオのひと夏の旅。
道中には沢山の人と出会い、
自分自身を見つめたりして成長していくドクオの姿が描かれている。

全ての話が好きなんだけど、一番好きなのは白球編ことブーンが出る話。
全話の中で一番青春を感じる場面でもあり、作中一番ドクオの心情が表れている場面でもある。
そんな気がした。

旅先で一番辛いのは仲良くなった相手との別れ。
勿論出会いの数だけ別れがあって、それはどうやって言い表せば良いのかわからないものだ。

>
>俺は自転車を漕ぎ始めた。はやく、内藤から離れたくて、漕いで、漕いで、漕ぎまくった。
>
>
>ちんたら走ってたら、後ろを振り向きたくて、振り向きたくて、たまらなくなる。
>
>
>だから、無我夢中で漕いだ。涙が渇くほどに早く漕ぎたいのに、涙はそれより早いペースで流れ出る。
>
>
>人が涙するときっていっつもそうだ。
>
>
>理由も根拠もないのに、なぜか、心のどこかが緩んでしまって決壊してしまうんだ。
>

この部分を読むたびに胸の中にどうしようもないもやもや感が出てくる。
断定的な何かはなく、曖昧な判断でしか認識されていない情報に納得してしまう。
理屈じゃわからない物を感じるような気分だ。それが全てを通して表れている。

まだ高校生のドクオが、自分の心に正直に書かれたような
等身大の文に共感を覚える人は少なくないと思う。
一文一文がこの話を支える大切な言葉で、胸に響くものがあった。

まだまだ夏とは言えない季節だけど、夏特有のあの熱と青臭さを感じた。
まさに王道青春作品。何度でも読みたい話でした。

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