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泡沫のパティ サマー三国志、22日分まとめ更新作品感想

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サマー三国志、22日分まとめ更新作品感想 

22日までにブーン速。さんでまとめられた作品の感想を書きました。
なるだけネタバレ無し。引用文や核心部分は反転、もしくはぼかして書いています。

全十二作品。
詳しい事はブーン速。さんに繋がる以下のリンクからどうぞ。

サマー三国志トップページ
サマー三国志トップページ携帯用

以下多分ネタバレ無し。

狭いようです

狂気に満ちた、けれど儚い愛の話。
AA表現が一切なく、会話文もブーン以外は地の文で構成されている。
これだけを見ると地の文だけで作られた作品のようにも思えるがそうではない。
改行や語り口、句読点等地の文の中で更に綿密に作られた世界がそこにはあった。

本当の事を言うと、この話が何を表したいのか読み取る事が出来なかった。
気弱なブーンと、お嬢様なツンデレ。二人の会話はどこかあやふやで、ふわふわ浮いているよう。
地に足がつかないという言い方をすればいいだろうか。
まるで異世界にいるかのような気分になった。

隠されているという言葉の真意は、時間的な理由により残念ながら今もわからない。
縦読みかと思い探したけれど、それらしき物は見当たらない。
もう少し余裕が有る時にじっくり探してみようと思う。

真剣に考えてみると、随分残虐なラストなのにそうは思えない。
美しいとは違うけど、幻想的なイメージが強く残る。
読後、不思議な気分になった作品でした。


ξ゚⊿゚)ξday after Girlsのようです。川 ゚ -゚)

百合だ。まとうことなき百合だ。それもクーとツンの百合だ。
しかも性的描写有りときた。苦手な人は閲覧注意だ。
だが好きな人は今すぐ読む事を強く勧める。思わず人に勧めたくなる作品だ。

百合と言っても少女達の淡く、ドキドキするような甘酸っぱい物とは違う。
それよりもずっと大人で官能的な愛。それがこの作品に対する印象だった。

パソコンから見て最初の一レス目が地の文盛りだくさんで、正直読む前から挫折しそうになった。
地の文に改行は一切ない。けれど文章は読みやすく、外国の雰囲気を漂わせるような文を感じた。

外車名、煙草の銘柄、香水の種類、ある曲の歌詞。
さり気なく存在するこれらの要素が更に
大人の百合を連想させる理由の一つに当てはまるだろうと感じた。

前半は二人の会話や他愛もない休日の一ページを描き、後半からは大人の時間だ。
性的描写もねっとり甘く、読みながらこれは良い百合と思うほど。

百合という特性を除いても面白い作品だった。
百合好き大推薦の作品。お腹いっぱい大満足だった。


( ・∀・)どすこい!どすこい!!どすこいどすこい!!のようです

どすこいどすこい!見ての通りこれはギャグ作品であり相撲取りの話だどすこい!
本当のことを言うと終止意味の分からぬまま終わってしまった感が否めないどすこい!
けれどすこい!何故だろうかこの作品を面白くないとは思えない!
つまりどすこい!俺は既にどすこいの魔力にやられてしまったということどすこい!

失礼しました。真面目にやります。
そもそもギャグにストーリー性は求めないものだと思っているのですが
これは本当に何がしたいのかわからなかった。
もうお前どすこいって言いたかっただけちゃうんかと小一時間問いつめたいくらいだ。

しかし前述したように、この作品は面白くないとは言いがたい。
三国志したらばスレでブーンチームの一人が以下の言葉を述べている。

>勇気が出そうに無い時、
>ついつい「どすこい!どすこい!」と言っている俺が居る

そう、まさにこの気分。それはどすこいの魔力と言おうか。
ネタとしては笑える部分があまりなかったように思えるにも関わらず勇気が出る。
まさにその瞬間、僕らの中にどすこいの力が芽生えるのだ。
話としてもそれほど長くない。負けそうな気分になった時、どすこいと叫びながらこの作品を読んでみよう。


( ^ω^)ブーンがホスピタルに入院するようです

タイトル通り、ブーンが病院に入院する話だ。
ネタとしては一レス完結式の連載ギャグ作品という言葉があっているだろう。

けれど何と言うか、面白みがあるようなものはあまり感じられなかった。
単純にストーリーとして楽しんでしまい、ギャグ作品として笑った部分は少なかったように思える。

個人的に>>30から>>32の流れに吹いた。下ってそっちかよ。
吹いた瞬間、笑った自分に気がついてしまい何故か悔しくなった。

盛り上がりがあまりない、単調なイメージが残る。
けれど一レスに置かれているネタの中に時折不意打ちと言わんばかりの地雷が置いてあるから
そんな事はないだろうという油断は出来ない。

そう、俺が思わず吹いてしまったように、誰かも吹いているのかもしれない。
それを確認するのは他でもないキミ達だ。


(´・ω・`)はコウノトリのようです

面白いとの事を聞いて手に取った作品。
読み始めて一番に思った事は、まるで絵本のような世界だなという事だった。

コウノトリといえば赤ちゃんを運ぶイメージから連想するように
作中のショボンも、赤ちゃんを家族の元へ運ぶコウノトリをやっているのである。

柔らかい文体と全体的にひらがなを多く多用した文は
恐らく普段地の文が少ない作品を読んでいる人も気軽に読めるのではないだろうか。
無論文体だけでなく、話もいい。
気弱なショボンがなんとかしようと奮闘する姿は、読んでいるこちらもほほえましくなる位だ。

もう一つこの作品に対しての事を書かせてもらうと、最後の一レスに目を奪われた。
たった数行の言葉、明確には表していないその文には全ての結末が書かれている。
それがもう、文体にしても見せ方にしても私の好みそのもので、どうしようもなく切なくなった。

胸が暖かくなるようなほのぼの作品。
ラストは切なくなる一方でどこかほっとさせるような、そんな作品でした。


( ^ω^)彼らの終わりを語るようです

あの日差しと夏独特の暑さがそのまま色濃く伝わって来る作品。
一レス目からもあるように、元は短編連作にしようとしていたものらしい。
その部分が残っているのか、繋がりが有りそうな部分が少し見えていた。

内容としてはいいホラー。
恋愛作品だと思って読み進めていたら、とんだホラーだった。
もしや、まさかと思ったけれど本当にそうだった。

話の内容というより、個人的には文章の流れが一番印象に残っていた。
それくらい文の書き方が綺麗だったし、逆に言えば内容にインパクトが薄いように感じた。
けれど作品の雰囲気自体が儚いような物を感じていたので
インパクトが薄いと思うかどうかは人によるかもしれない。

夏特有のあの空気や田舎の様子が浮かんできそうな話。
短編連作にするなら実にうってつけのだと思うのに、没になってしまったのが少し残念。
夏の香りとホラーを感じたい方にお勧め。


ヽ ('A`) ノ バーラバラパパ、のようです (>< )

ほのぼの、と見せかけて実際は少し危うい雰囲気を漂わせている不思議な話。
幽霊のドクオとビロードは少し変わった親子。その二人の会話を中心に、話は流れて行く。
会話文と地の文が半分半分。読みやすい文章と語り口に、おとぎ話のような印象を受けた。

作中の中で、ドクオとビロードが出会ったあの場面が胸を熱くさせた。
別にその部分を読んで泣きたくなった訳じゃない。
死んだ理由も思い出せないドクオの不安を取り除いてくれるものがそこに有るような気がしたんだ。

バーラバラパパというとピンクのお化けが浮かんできそうだが、タイトルはそれがモチーフになっている。
けれどそれ以外にもバーラバラの意味はある。
その意味は作中の最後、変わった形で表れる事になる。

最後まで読み切った後に抱く感情として、ビロードが怖いというものが表れると思う。
ある意味歪んだ愛。けれど一途な愛。その愛に対して、恐怖よりも先に息を飲んだ。
新ジャンル的に言うならばうつぼの。ロリショタ好きにもお勧めの作品です。


('A`)ドクオの彼女は二次元のようです

くそワロタ。ギャグ調で進んで行く、ドクオの二次嫁が三次に現れる話。
アニメ好きや声優好きならあるあるwwwwと言いたくなるような展開で物語は進んで行く。

ギャグのテンポは本当に人それぞれだと思うけれど、このギャグテイストは自分好みだった。
一部下ネタも含まれているので苦手な人には楽しめるかどうかわからないが
下ネタ平気、という人なら是非読んで欲しい一作だ。

爆笑まではいかない。
けれど面白いと思えるその理由の一つに前述したテンポの良さが有る。
ぽん、と進んだあとにまた新たなネタが始まり、そこからまたとんとん進んで行く。

ネタで笑った、というよりも話のネタが凄く良いなと感じた。
二次元のキャラがこういった形で出る題材はありそうでなかったから余計にそう思った。
ラストは色々と哀愁を漂うオチが待っている。だがそれがいい。最後まで期待を裏切らないギャグだった。


lw´‐ _‐ノvよくわからないけど何かすごい戦いのようです

あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
どんな話なのだろうと思いながら読んだら、よくわからないまま終わってしまった……。

地の文が一切ないバトル作品。
よくわからないというタイトル通り、気がついたらよくわかっていないまま終わっていた。
シュールと言えばシュール。けれどギャグにしてもオチが見えないまま進んで行く。

無論それが作者の狙いなのかもしれない。
もしそうだとしたら俺は既にこの罠にはまっている事になる。
そう。何が何だかよくわからないまま始まり、終わってしまった。

ただ一つだけ言える事がある。よくわからないが確かに何か凄い戦いだった……。
それをどう言えば良いのかはわからない。その答えは、自分自身の目で見た方がいいだろうからだ……。


('A`)放課後組曲のようです

真面目な青春作品かと思ったらwwwwwwww
とんだ変態暴露だったじゃねぇかwwwwwwwwwwwwwwww
クーの暴露ネタに吹いたwwwwwwwwwwwwwwww

序盤のこってり地の文に騙されてはいけない。
そして、気持ち悪いくらいのドクオの行動に見ていられないと言い、閉じてしまうのも勿体ない。
ドクオ変態無双の後にある暴露無双ほど面白い物はないからだ。

無論序盤にある通り下ネタ等があるため、人を選ぶ作品ではある。
けれど真面目な変態文の後に続くネタには吹かざるを得ない。
勢いの良さにつられて笑ってしまう。不意打ちにあったような気分だ。

こういうノリのギャグは好きだ。
ギャグ作品にはあまりない地の文を多く使っているが、読みにくい事はなく
むしろそれが更に不意打ちに合わせる要素にもなっている。
お勧めギャグ作品。これは面白かった。


( ゚∀゚)は巻き戻すようです

タイトル通り、時を巻き戻す能力を持ったジョルジュの話。
一見厨二全開の作品かと思わせる話だが、内容は至ってシリアス。
地の文が多い作品だけど読んでいて苦にならなかった。

時を巻き戻す能力についてくる代償。
作中のジョルジュはその代償を話の展開の中で知り、ある決断をする。

一番最初に読んだときは、ジョルジュの性格の歪みっぷりにこれはないと思ったが
二度、この作品を読み終わった後思ったのは、これは人間誰しも思う感情なんじゃないかという事だった。
現に作中、もう一人の重要人物であるクーの決断がそれを物語っている。
難しい事はあまり分からないが、ある意味人間の持つ歪みをうまく描かれた作品だと感じた。

厨二とシリアスを融合させた作品。
ラストは少し物足りない気がしたが
哀愁漂う描写がなんともいい味を出しているようにも思えた。


( ФωФ)剣に憑かれてしまったようです

まさにこの三国志という祭り名に相応しい時代物作品。
何気なく購入した剣に憑かれたロマネスクを中心に、物語は流れて行く。

古代中国のイメージが強く、登場キャラは全員漢字に変換されている。
それだけでなく、書かれている地の文も漢字を多用されている物が多く、どこか古風を漂わせている。
元々歴史ものはあまり読まない方なのだが、すんなりと物語の中に入る事が出来た。

戦闘シーンが多い事から、地の文は多い。
けれど多いと思わせる前に、面白くてそんなこと気にしていられなかった。
ジョルジュの恨み、ロマネスクの罪。勝つのはどちらの思いと力量なのか。
それが気になり、どんどんページが進んで行くのだ。

無論重苦しいだけでなく、所々息をつくような場面も用意されている。
戦国、とは違う。しかしそういったものが好きな人にはたまらないのではないだろうか。

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