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泡沫のパティ サマー三国志、25日分まとめ更新作品感想(その2)

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サマー三国志、25日分まとめ更新作品感想(その2) 

25日までにブーン速。さんでまとめられた作品の感想を書きました。
なるだけネタバレ無し。引用文や核心部分は反転、もしくはぼかして書いています。

全四十三作品の内の二十一作品。
詳しい事はブーン速。さんに繋がる以下のリンクからどうぞ。

サマー三国志トップページ
サマー三国志トップページ携帯用

以下多分ネタバレ無し。



( ^ω^)何のへんてつもないニチジョウ風景のようですお

これはひどい。スレタイからほのぼのを期待したのは間違っていた。
何という狂った話。へんてつもない日常とは遠くかけ離れた、カオスな話だ。

どうしてこうなったのか。その理由はお題の内容だった。
お題の内容は最後に載せられているが、これを見て納得した。
こうなるのもおかしくない、と。

軽いノリで交わされるのは、狂気と異常と歪んだ日常。
無洗米と間違えて入れた者に関しては何故か想像して吹いた。
全体的に短いので、さらっと読むにはちょうどいい量です。


ラムネを飲むようです

夏らしさ全開の、思い出の話。
語りかけるような地の文はとても優しく、穏やかな気持ちにさせてくれる。
幼き日々の思い出は、いつだって眩しかった。

ラムネのようにさわやかで、甘い二人の小さな思い出の恋は読んでいて和む。
二人の思い出の中にはいつだってラムネがあった。
嬉しい時、悲しい時、喧嘩をした時、ラムネが二人の夏の思い出を語る大切なものだ。
そしてそれは今も変わらず、新しい思い出をつくり出そうとしている。

読んでいたらラムネが飲みたくなる。
夏を恋しくさせる表現や雰囲気に、昔へ帰りたくなった。
いいな。優しさと懐かしさが同居するほのぼのとした話。
こういう話は好きだ。面白かったです。


川 ゚ -゚)彼岸でまた会いましょう、のようです

タイトルの意味が分かった時、とにかく良い話だと思った。

神社の息子のドクオは、ある夜御神木の下に綺麗な女性の霊と出会う。
恋愛作品なんだろう。私は深く考えず、そう思いながら先の話を読んでいた。
けれどこの話には、普通の恋愛では片付けられない大きなどんでん返しがある。
そのどんでん返しに、驚いてしまった。

以下ネタバレにつき反転。
クーの正体が母親だという事は、幼なじみの下りでもしかしてと思っていた。
けれど確証までは届かず、結果それは事実として話の中のキーポイントとなった。

特に印象に残ったのが、ドクオがクーの正体を知る前に抱いていた感情。
逆に言えば母親に恋心を抱いていたという事になる。
幽霊に、母親に恋心を持つ。それは必ずしも間違った事ではないと思う。
父親の遺伝子が入っているからこそ、ドクオはクーに惹かれたし
幽霊として現れたからこそ、ドクオのみならずショボンも救われた。

>僕の恋心は粉々に砕け散ったけど、家族の絆を手に入れたような気がした。

砕けた恋は寂しくとも、それ以上に幸福な物をドクオはクーから貰う事が出来たと思う。

反転ここまで。

とにかくドクオの気持ちがひしひしと伝わって来る。
幽霊であるクーに惚れているという事実に戸惑う思い、その正体を知ってしまったときの落ち込み。
些細な感情一つでも直接読み手に伝える感じだ。

無論それだけでなく、話もとても面白かった。これは読むべき。
夏の穏やかな雰囲気と、神社に住んでいるという事から伝わる都会とは違った空気。
そして夏の今だからこそ伝わる、タイトルの真の意味。
彼岸でまた、会いたい人がいる。ドクオの強い気持ちが伝わる、良い話でした。


川 ゚ -゚)は頭頂を伐採してしまったようです

バリカンで刈るなよwwwwwwwwwwwwwww
そりゃそうなってもおかしくねえwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

何も言う事はない。文字通り勢いから頭頂を伐採してしまったクーはそのままの生活を始めた。
当然ながら突っ込まれる頭頂。けれど彼女は素直クール。
何があってもクールに切り抜けてしまうのだ。

色々な問題が会った後、やがて人々はクーの頭を認め始める。
>>55にはイイハナシダナーが止まらない。正直その展開は考えていなかった。
ハゲは世界を救う。フリーダム イズ ハゲ。その先に有るのは平和な世界だ!

当然ながらツンが下ネタ要員として入れられているが、そんなことより伐採された頭頂だ。
きっとこれを読んだ後、隠していた恥ずかしい事を堂々と晒せる大きな人になれるのかもしれない。
そう、あの二人みたいにな。

(*゚ー゚)クーの涙が命を削り取っていくようです

魔法が全てを支える国があった。
そこに生まれしは二つに宿された双子の姉妹。
妹であるクーが姉であるツン王女に追われるようになるところから話は始まる。

4話までの時点では、理由もなく迫害されツンに追われる運命となったクーが可哀想でならなかった。
この話の設定の一つに、他人の魔力を奪う魔法が存在する。
更に双子の持つ魔力は、その半分の力しか持たないという事が示されている。
だから、ツンは自分自身の命が惜しくなりクーの魔力を奪うがために迫害をしたのだと思っていた。

けれど、その考えは後の0話で全て崩され、ツンの心内がここで語られる事になった。
以下ネタバレにつき反転。
リバースの満たしにくい条件、ツンはそれを"涙を流す事"と予測した。
クーの姿を変えたのは、元来の泣かない性格を変えるため。
現にしぃの姿になってからは、元のAAの正確であるクーの面影が徐々になくなりつつあった。
そして、クーに更なる涙を流させる為の禁忌魔法の書き換え。
命を落とすほどの魔法をかけた訳は、全て愛する妹の為。

命を削り取って行くのはクー自身だけでなく、裏で魔法をかけていたツンにも当てはまる事だったのだ。

反転ここまで。

反転で書いた真意を読んで、どうしようもなく悲しくなった。
姉として、女王としての立場を最後まで貫き通したツンを否定する事は出来なかった。

魔法を使うということで、ファンタジーな世界観を出していたこの作品。
ファンタジーはあまり読む事がないため、敬遠していた部分もあったが、容易く物語の中に入れたと思う。
それは会話文のみで構成された、難しい事を一切省いた作品の特徴からだろうか。
どちらにしても、普段慣れていないジャンルにも関わらず読んでいて苦になる事はなかった。

残された命の中で二人の姉妹が互いに思う事とは。
魔法の意図、姉の思い、涙が命を削り取る本当の理由。
それは全て読み終えた後に気付くだろう。
人の隠された思いの強さを垣間みた作品。
ツンの最後まで貫き通した姿勢は、とても格好よかった。

( ^ω^)おちんぽミルクティーのようです
その1その2その3

なwwwwwwんwwwwwwだwwwwwwこwwwwwwれwwwwwwwwwww
テラカオスwwwwwwwwwwwwwwwwww
挿絵の破壊力がおかしいwwwwwwwwwwwwwwwwww
何故ミルクティーにしたしwwwwwwww

ウッ……ふぅ……。
阿部さんもびっくりのksms展開にもう笑う事意外何も出来なかった。
とりあえず聞こえないは反則。
最初は何とも思わなかったのに何度も出されると次第に笑いがこみ上げて来る。
異常ながらもその2まではまだ許せる範囲内だった……。

しかしその3から更なるカオス振りが発揮される。
笑うとか以前にもう挿絵がグロテスクになりつつある。
スカトロ流血が苦手な人は気をつけるべし。
あまりにカオス過ぎてだんだん訳が分からなくなって来た。

とにかく面白い。エロでksmsで、時々カオス。
挿絵は全てが面白い。不意打ちで来るからどうする事も出来やしない。
悩んでいた事が全て吹きとんでいくような、最高の作品でした。


( ^ω^)青空に白球を投げ込むようです

爽やかで、けれどどことなく苦しさを感じる話。
スレタイから野球物と思ったけれどそうではない。
あくまでブーンとドクオが接触するきっかけが野球なだけであり
実際はブーンの視点から見たドクオの周囲や思いを見る感じだ。

無愛想な転入生、ドクオはある秘密を隠していた。
けれど相手を突っぱねるような態度を取ってしまうドクオの心情は誰も知らず
次第に周りはドクオから離れて行ってしまう。
ただ一人、転入したドクオに一番最初に話しかけたブーンを除いては。

中学生だからこその爽やかさと、それ故何も出来ないもどかしさが一番に感じた。
ドクオの胸の内を聞いても、ブーンがそれをどうにかすることは出来ないし、理解するのも難しい。
現に、作中ブーンはドクオの置かれている環境に対して現実味が湧かないような心情があった。

けれどこの作品のブーンは本当にいいやつだと思う。
何も出来ないからといって本当に何もしないわけじゃない。
他の誰もが遠のいていたドクオに自ら近づき、怯える事なくドクオの危機を救った。
だからこそ、ブーンが最後に念じた言葉が強く胸に響いた。

リアルでもありそうな話だからあまり多くの事は言えないのだけど
間違いなく、ドクオはブーンと会えて幸せだったと思う。
共に過ごした時間は短くとも、ドクオとブーンの間には確かな友情があった。

読んでいて苦しくなる。けれど希望がない訳じゃない。
胸に染み渡るようなブーンの優しさに安心する。とても良い作品でした。


('A`)はヒーローのようです

なんというクッソスレ。恐らく今回の祭りの中で一位二位を争う変態達の集まり。

ヒーロードクオはピンチでいる人の味方。
少女のピンチがあればそれそ救いに行き、喧嘩をする人がいればそれを止めに行く。
更には蘇った帝王までもを倒す為に立ち上がる。一見すると格好いいヒーローだ。

しかし悲しきかな彼は変態。時には変態の限りを尽くす悪の変態よりもクレイジーな事をやってのける変態だ。
とあるひよこのマスコットが有名な彼女を救ったときが一番変態くさい。
無論どの回でもドクオは変態だ。ドクオのみならず、登場人物皆何かしらの変態要素を持っている。
正常な人の少なさに、変態である事が正常にまで見えて来る。

オチが面白かった。全五話で構成されていて、どれも面白く落ちていた。
笑いどころより突っ込みどころの方が多い印象。でもこういうの嫌いじゃない。
ふぐりを使った下ネタが多いので苦手な人は注意。

変態でありながらもヒーローと名乗るドクオ。
ここでは多くは語れない。ドクオというヒーローの真実は全て読んで確認するのだ。


ξ゚⊿゚)ξそらへおっこちていくようです(´∀` )

宇宙に夢を抱く少年、ハインリッヒは今度行われる無人探索機の打ち上げを楽しみにしていた。
誰も知らない宇宙へ行った人達は、その後どうなったんだろう。
そのキーワードから語られるもう一つの物語が、そこには存在した。

そらへおっこちていくという言葉に惹かれて読んだのだけど、最初は意味が分からず何度も読み返した。
ツンの正体、モナーの正体が分かったその時、この話の中にもう一つのドラマが生まれた。
以下ネタバレにつき反転。
昔宇宙へ飛び立った二人は海で出会い、互いの過去を思い出しながら語って行く。
>>32で示された彼、彼女は空を見上げ、飛び立った無人探索機を見送る。
読んでいて気付いたのが、ツンやモナーのいる海はきっと宇宙という事。
宇宙に関する事は良く知らない。知らないけれど、とても綺麗な話だと思った。
反転ここまで。

作中に入る暗号はパソコンを使わないと分からないようになっている。
解読しようにも量が多いので、まだ全ての暗号を解読してはいない。
この言葉に何か重要な物が隠されているという訳ではなく、詩が書いている。
暗号にしたその意図は分からないが、暗号にしなくともよかったのではないかと思わないでもなかった。

雰囲気が好きだ。最初は分かりにくいと思って首を傾げていたけど
作品の中で何を見て欲しいのか、それが分かった時、この作品がとても面白く感じた。
ロマン溢れる宇宙の裏にある、二人の届かぬ思い。
切なさと儚さを感じた作品だった。

('A`)とジャンプのようです

夜勤コンビニ店員をしていたドクオは、ある夜ジャンプを求める女、クーに会う。
それから毎晩、クーはジャンプを求めてドクオの前に現れた。
客と店員という奇妙な関係の中で、ドクオはクーに対しある不信感を覚える事になる。

どこにでもあるコンビニで、どこにでもあるジャンプを題材に使ったこの作品は
日常に存在するような穏やかな雰囲気と、ドクオの心情描写がとても心地よかった。
会話文のみならず、地の文からドクオの心情が直に伝わって来る。とても丁寧な心情描写だった。

>何故か震える指で、煙草に火をつける。

直接な言葉は無く、ドクオの行動から何を思うのか。
上記の文のようなものがところどころに散りばめられていて
それを読みながら何度もいいなと思った。
言葉に出来ない微妙な心情の表し方が綺麗だと感じたのだ。

話も面白かった。
何といってもラストがいい。
最初にドクオの前に現れたときとは全く違った形でのクーの登場に嬉しくなった。

大好きな話だ。凄く好み。
書き方のみならず話の流れもとても丁寧。70レス制限のある話とは思えないくらいだ。
何から読もうかと迷ったら、是非この作品を勧めたい。
地の文が多いけれど読みやすく、気がつけばもう読み終えてしまう。
面白かった。何度も読み返したい話でした。

( ^ω^)は爆弾を解体するようです

ブーン蚊帳の外過ぎワロタwwwwwwwww
ドクオ、ショボン、そしてブーンの三人が仕掛けられた爆弾を解体する為に立ち上がる話だ。
しかし本音を言わせてくれ。ブーンは最後のキメ以外何もしていないだろうと。

本来ならば爆弾解除の様子を楽しむはずなのだろう。
けれど合間に入るブーンの邪魔や乱入の方に目がいって解体どころではない。
多分爆弾が解除できずに失敗してもブーンだけは生き延びるような気がする。
>>46の彼をみて、僕はそう思いました。

ギャグに感想は付けにくい。とにかく面白い以外何も言えない。
ブーンという何が起きるか予測不可能の爆弾の越えて
果たして彼らは爆弾を解除させる事が出来るのか。
詐欺スレタイだとしても、確かにブーンは爆弾を開放してみせたんだ。


( ^ω^)は今度こそ爆弾を解体するようです

上に書いた爆弾解体の続編的扱いになる作品。
登場人物等はほぼ同じであるが、前作よりギャグ要素が少なめ。
真面目に爆弾解体をしているブーン達の姿が書かれている。

>その解体失敗率と生存率の高さは部隊の中でも右に出るものはいない。

しかしそうかと思えば上記の人物紹介等で小ネタを挟んだりする。
引用した人物紹介はブーン。やはり生存率の高さはここでも健在だ。
けれど完全にギャグを目的として読むより、話の流れを楽しむ方がいいのかもしれない。

絶体絶命危機の中で、果たして解体失敗率の高いブーンは無事爆弾を解体する事ができるのだろうか。
爆弾解体を読んで面白いと感じたらこちらもお勧めします。

('A`)エレベーターの中のようです

ジョルジュがどうにも格好いい。格好いいだけに、ジョルジュを思うと悲しくなった。
引き蘢りニートだったドクオはある決意を胸にバイト面接へと向かう。
その理由は、従兄弟のジョルジュからの紹介で背中を押されたからである。

話の本筋であるジョルジュに関する事は作品を読んで確認して欲しいので
ここではもう一つの話の舞台になるエレベーターでの会話について書かせてもらう。

エレベーターの中で閉じ込められたドクオとツンは、ほんの少しの間で互いの事を話した。
どちらかと言えばツンが半ば無理矢理話したように思えたその会話は
ドクオの何気ない一言によって指摘される。
その指摘があまりにも適切すぎて、ツンのみならず読んでいるこちらもあっと思わせた。

一つ一つの台詞が面白く、各キャラの性格もはっきりと立っている。
後書きにて作者さんは元々複数話構成にすると書かれていたが、これは是非連作で読んでみたいと思った。
それくらいキャラの性格が作り込まれていると感じたし、面白いと思った。

ここでは本筋とは少し離れた部分を話したが
知らない所でドクオを気にかけていたジョルジュの思いも見逃せない。
偶然が重なり合い、ドクオにもたらされたジョルジュの奇跡。
ドクオにはこれから先も頑張って欲しい。そう思えるような話でした。


( ФωФ)ろまねすくのなきごえ

村の傍にある山にはロマネスクという獣が住み着いている。
村人は皆ロマネスクの存在を恐れ、倒しにいくも誰一人として帰って来た者はいない。
そんな絶対無敵のロマネスクがただ一人、心を開いた少女がいた。

読んでいて絵本やトトロを思い出させるような話だった。
ロマネスクとヒートの、心温まる優しい話とは一転、村でのヒートの扱いには苦しくなる。

大人達の身勝手な思い込みから生まれるヒートの不信感。
閉鎖的な村によくある話とはいえ、味方らしき姿が少ないヒートがロマネスクと一緒に楽しんでいるのを見ると
安心する反面、ロマネスクと一緒にいられたらいいのにと思いながら読んでいた。

ここではっきりとした事は言えないのだけど、ラストは本当に泣きたくなった。
間違いなくロマネスクにとっては不幸で、けれど幸せで
どう整理を付けたら良いのかわからなかった。

話を読ませるような進み方と、予想していながらも受け止めるのに躊躇する結末。
苦しいけれどこの話は好きだ。苦しいと締め付けられながらも優しさを感じる。
本当に良い話。面白かった。ほのぼの好きの人には特に勧めたい話です。


( ^ω^)呪われたヴァイオリンのようです

指揮者であるクーの弟子や共演者に降り掛かる連続した死。
そこから見える共通点とある人物の思いが紐解かれる。

これからって時に急に幕を閉じた印象が強い。
続きは想像に任せる、でも終わり方として悪いという訳じゃないけれど
作者さん自身の手で、二人の行く末を示して欲しかった。

話は重要な部分だけで進んで行き、さくさく読めて行ける。
必要以上の寄り道をしない分、物足りなさを感じてしまった。
例えばブーンの唐突な発言にしても、何故彼をそう思わせたのか。
その意図がなく、最後まで訳の分からないまま終わってしまった。

あまりにも急な終わり方に置いて行かれた感じが残ってしまう。
まだまだ続きがありそうなのに、そう思うと納得できない感が強くある。
読後、胸の中に心残りが染み付いた話だった。


( ^ω^)(,,゚Д゚)('A`)ブーン系ラッパーのようです

ラッパー風に感想書こうと思ったけれど、そもそもそんなセンスない事に気付いた。
しかしこの作品のラッパー達はイカしたセンスを持っている。
乗りよし、ゴロよし、面白さは抜群だ。

ブーン系の情勢やネタをリズム良く語ったこの作品は、随所に作品ネタをふんだんに仕込んでいる。
実際に声に出して読んでみるとノリノリで進んで行くのがまた凄い。
単純に言葉をのせただけじゃなくて、考えた上で使っている。
しかしラップとは全く関係ない>>16で吹いた。実際にありそうな会話すぎて笑ってしまう。

読者もノリよくレスしているため、更に盛り上がり感が楽しめるのではないだろうか。
メインMCであるブーンとギコの発言もいいが、間に挟むドクオの発言もいい。
ノリノリになりたい人にお勧めの一作です。


( ^ω^)浮世とあの世と夏休みのようです

素晴らしき黒歴史……こいつは現役厨二病患者だぜ……。
不遇の事故で死んでしまい、幽霊となって現世に残ったブーンの目的は自らの黒歴史を消し去る事。
けれど黒歴史を消すまでに、多数の霊能力者がブーンの前に立ちはだかる。
気がついたら既にバトル開始。勢いが強すぎて何が何だか分からなくなった。

最初の厨二全開の語りが好きだっただけに、中盤のバトルに呆気を取られてしまった。
着いて来れないまではいかないけれど、何がどうなってその展開へいったのかが分からなかった。
設定や話の内容は好きだけど何か納得のいかないものが残ってしまう。

作中では三つの戦いをブーンが振り返るような形でまとめている。
その中でもTさん騒動が一番好きだ。何よりオチがいい。
どこまでも黒歴史で溢れる現代、どこで誰が黒歴史を見ているのかわからないものだ。

中盤からの急激な展開に首を傾げてしまうが、話の語り口、ラストは綺麗にまとまっていると思う。
夏の黒歴史争奪戦、その末に見たのは奇妙な力を持った能力者達。
過去の記憶に消し去りたい何かがある人、黒歴史の処理はお早めに。


      あいむNOTぼでぃーのようです

似たようなタイトルの現行作品を思い浮かべてしまうが、その作品とは全く違う話だ。
あいむ NOT ぼでぃー。その言葉通り、ブーンはいわゆる姿が見えない
透明人間になってしまったのだ。

スレタイに凄く惹かれて読んだのだけど、何が面白いってオチが面白い。
詳しくは言えないのだけど、そうくるとは思わなかったという展開。
会話文のみで進んで行くのでさくさく読み進められる。
台詞の言い回しが面白い、というより展開が面白かった。

クッソスレのジャンルに当てはまるけれど下ネタはほぼ皆無といってもいい。
軽いノリで読めるので、さらっと読みたい時にお勧めです。


( ・∀・)野球やろうよ!のようです

甲子園へ行けなかった高校にもドラマがある。
後書きで作者がそう言うように、この作品の球児達は甲子園へ行けなかった過去を持つ。
優れた野球センスを持っている訳でもない。
けれど彼らは高校時代の過去を懐かしみながら楽しそうに、時折寂しそうな顔を覗かせる。

断片的ながらも一直線に繋がっている彼らの青春。
こういう、話しながら過去を思い出す話は好きなので読んでいて凄く楽しかった。
どこにでもあるような楽しい日々、辛い時、そして、仲間との対立。
青春の要素をふんだんに詰め込まれた話だ。

そしてこの話の中で一番の事件となるのが仲間との対立。
どちらの意見も正しい口論は、やがて彼を疎遠にしてしまう引き金となった。
けれど彼らはそれで終わりとは思っていない。今は遠い友を思うその姿は青春くさい。
眩しくて、輝いている彼らは卒業した今も高校球児の輝きを失っていなかった。

とにかく青春。野球作品というより、野球を題材にした思い出を語る作品だ。
野球が好きな人も、そうでない人も、楽しめる一作。
青春の香りを感じた、輝かしい作品でした。


(,,゚Д゚)は取り調べるようです

これは酷いこじつけ。
ギコとその相棒ワカッテマスが容疑をかけられているデレを事情聴取するのだけど
その取り調べはどうにもズレている感が否めないものだった。

明らかにデレの方が正しいのにそれでも尚否定する意味がわからないwwwwwwww
それでも警察かwwwwwwww
いくら何でもひどすぎるwwwwwwwwwwww

とりとめのないような会話と雑談をしつつも、確かな真意へと近づいて行く。
ギャグというよりほのぼのに近い印象。笑うというより会話や流れを楽しむ感じだった。
会話を主体としているため、ほのぼのが好きな人にお勧めです。


川;゚ -゚)「くっやしいけど、生きてるって楽しいぞー!」のようです

人ならざる力を持つドクオとブーンは、不可解な殺人事件の真相を追う為にある魂を呼び出す。
その呼び出された魂こそ、殺人事件の被害者となったクー本人である。
いわゆる能力バトル系統だが、シリアスな要素よりギャグの印象が強く放たれている作品だ。

話全体としての他に。ドクオとブーンの掛け合い、それに対するクーの突っ込みが面白いと感じた。
けれど作品の性質上、完全なギャグという訳ではない。
単なる寄り道程度で、それが終わればすぐさま本題である殺人犯の人物を捜しに足を運んで行くのだ。

話としては、どうにも曖昧な部分が多かったように思う。
以下ネタバレにつき反転。
例えばドクオの存在。>>41ではブーンはドクオの事を神といっているのに
>>90では自らの事を死神と名乗ったのだ。
神という意味ではどちらも同じだが
どちらかはっきりしないこの言葉はドクオの立ち位置を曖昧なものにしてしまった。

もう一つ、タイトルでは生きてるって楽しいと言っているが
生前のクーについては全くと言っていいほど語られていない。
最後にクーは、死んでからも楽しいという言葉を残しているが生前は果たしてどうだったのか。
設定や話のノリが決まっていただけに、曖昧な部分が目立ってしまったように感じた。

反転ここまで。

ドクオが若干どころかかなり哀れな気がしないでもないけれど
ドクオがいたからこそギャグとしてのノリが保たれたように思った。

クーの命を奪った犯人を見つけ出す事は出来るのか。
そして犯人を見つけた時、クーは一体どうするのか。
全ては読んでのお楽しみです。


( ФωФ)「我輩はネコである、だからどうした」のようです

夏目風の作品かと思いきやそうではない。
どこにでもいる野良猫の一匹、ロマネスクがダンディに語る猫の生き様。
70レスオーバーなのが実に悔やまれる。それ程面白い作品だ。

一番目に惹くのが地の文の語り口だ。
ロマネスクの一人称で語られるこの物語は、軽快なテンポと絶妙な言い回しで
面白おかしく人間や猫社会を語ってみせる。
それがたまらなく面白く、先へ先へと読ませて行く。

そして何より登場人物に魅力を感じた。
ロマネスク率いる猫集団だけでなく、人間サイドもいいキャラしている人物がいる。
特に中盤から出て来るフサギコは、そのヘタレっぷりと特徴あるキャラが良かった。
一言で言うならみんな可愛い。思わず顔が綻んだ。

ほのぼのとした猫達の日常と、人間達との交流に心が温まる。
時折笑いを挟んだ作品は、読んでいてとても楽しかった。
猫が大好きな人に特に勧めたい話です。

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