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泡沫のパティ ( ^ω^)ブーンはクドリャフカの孤独に触れるようです

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( ^ω^)ブーンはクドリャフカの孤独に触れるようです 

ネタバレ有り。

( ^ω^)ブーンはクドリャフカの孤独に触れるようです
まとめ先はオムライスさん

クドリャフカ。地球上、初めて宇宙へ旅立ったメス犬。ライカ犬とも呼ばれている。
関係ないけどリトバスにもクドリャフカがいるとかいないとか。
やったことないので詳しい事は皆無です。

この話は前者に当てはまるクドリャフカを元に書かれた、一人の少女を巡る話だ。

近未来、宇宙旅行も主流となりつつ社会に生きるブーンはある日クーと名乗る少女と出会う。
しかしこのクーという少女、ただの訳あり少女では済まされない物を背負っていたのだった。

単純にクドリャフカというタイトルに興味を持って読み始めたんだけど
クドリャフカという名前が実際に出てくる訳じゃなかった。

けれど、クドリャフカという名前を匂わせる物が間接的に出てきている。
犬、エロゲ、宇宙。どれも直接クドリャフカと言われている訳ではない。
だが、これらは確かにクドリャフカをいう名前に関連づけられるような物達なのだ。

この作品は読んでいて、どこか心が温かくなる。
それは、主人公であるブーンの言葉がどこか優しいものだからだ。

>( ^ω^)「死にたくなんかないお。
>ブーンまだ童貞だし、おにゃのこと手を繋いだ事もないし、
>さっき気付いたんだけどマシンの中に消し忘れたエロゲのデータも残ってるし、
>いつか社長みたいな立派な社会人になりたいし、やりたい事がたくさんあるんですお」
>
>川;゚ -゚)「だったらっ!」
>
>( ^ω^)「でも、そんなものは」
>
>ブーンは、まるで幼い子どもに向けるような優しい目を、クーに向ける。
>
>( ^ω^)「お客様を、ましてやこんなに可愛いクーちゃんを、黙ってひとりぼっちで、真っ暗闇の宇宙で死なせて良い理由にはならないお」

物語のラストに差し掛かる二人の会話の一部分。
他にも、思わず胸をふるわせるような会話や言葉があったが上の言葉は特に好きだ。

作中のブーンは能天気かつ、とても優しい性格をしている。
そのせいもあるんだろう。寂しく、辛い話にも関わらず彼の言葉で物語は優しさを増しているのだ。
クー以外にも、もう一人悲しい運命を背負った人がいる。
その人物もまたブーンの言葉によってほんの少し救われる事になったのだった。

特別な言葉を言っている訳でもない。それでも何故か、目が離せなくなるのだ。

話全体としては、ラストの余韻が少し足りないように感じられた。
あっさりしすぎているような部分はあったが、だからと言ってそれが悪い訳ではない。
話の軸となるクーの素性を語る部分やラストまでの流れが濃厚だった分、そう感じてしまうんだろう。

それでもこの話はこんなにも優しい。
クドリャフカの孤独な運命に触れたブーンは、最後に一番暖かい物を渡してくれたのだ。

感動とも違う。ほのぼのとも違う。
それでも胸に暖かい何かを埋めてくれるような、良い作品でした。

余談ですが
クドリャフカを元にして書かれたブーン系小説の一つにξ゚⊿゚)ξそらへおっこちていくようです(´∀` )という作品があります。
こちらはサマー三国志に投下された作品の一つ。何とも言いがたい切ない雰囲気が印象的な作品です。

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