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泡沫のパティ ξ゚⊿゚)ξはサイレントヒルで看護婦をやっていたようです

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ξ゚⊿゚)ξはサイレントヒルで看護婦をやっていたようです 

ネタバレ有。

ξ゚⊿゚)ξはサイレントヒルで看護婦をやっていたようです
まとめ先はブーン文丸新聞さん

ちなみに私はサイレントヒルをやったことがありません。
一応全シリーズのあらすじだけは知っていますが、それも結構曖昧です。
ゾンビ系ホラーは初代バイオハザードでトラウマになって以来出来なくなった。
ギリギリ出来るのがタイピングオブザデットです。あれもやっててビクビクする。

何が言いたいかって、サイレントヒル知識がゼロな上ゾンビ系ホラーに免疫なくても面白い話という事です。
ただしいていうなら、グロ表現、とりわけグロい性的表現に慣れていた方がいいです。

舞台はタイトル通り、サイレントヒルに向かうツンのシーンから始まる。
何かしらの決意を胸に車を走らせていたツンはハンドル操作を誤ってしまい
崖下に転落した所から、恐怖の幕が開くのであった。

作品の中身、というより全体の雰囲気の話になるんだけれど
書き方が凄く、ホラーものっぽい感じがした。

> ひと目で、「それ」は人を殺したものだと分かる。
>
> 走れ、ツン。
> 走りなさいよ、わたし。
>
> 表情が確認できる距離にまで接近を許してしまう。
> 血錆びに汚れた人型の顔に、眼球はなかった。
> 虚ろな眼窩、マネキンのような固まった笑顔。
>
>ξメ゚⊿゚)ξ「あ、あ、あ、あ」
>
> 歩くごとにペニスが揺れる。
> 嬉しそうな嬌声。
> 逃げないと――

最初に訪れる恐怖を引用。
ホラー映画でよくある、危険が迫っているのに中々動かない主人公を見て
「早く!早く逃げろ!」ってなる時ととてもよく似ている。
それが作品全体を通してよく出てくるんだけど、そのタイミングがまた上手い。

緊張感も長く続けば肩が凝ってしまうし、コメディも過度であれば力が抜けてしまう。
けれどこの作品は適度な緊張感を保ちつつ、時折休息を挟むといった印象を受けた。
しいていうならば一本のゲームムービーを見ている感覚に近い。
ドキドキもするし、ほっと一息つく事もある。それが更に新たな緊張感を生み出しているように思えた。

後はゾンビ表現が凄い気持ち悪い。勿論良い意味で気持ち悪い。
ゾンビ独特の気持ち悪さと身体中に纏っている粘膜の雰囲気が文中から出ていて
うめぇ……と思うと同時にきめぇ……ってなる。

一番好き…好きと言っていいのか分からないけれど
ツンとモララーの間にあった確執が解消された二話後半と
三角頭の男との戦いが繰り広げられる三話前半が読んでいてドキドキした。

一話で曖昧だった真相がこの三角頭との戦いを皮切りに展開されていくのが面白い。
ゲームのように合間合間にアイテム的メモが公開されていくのも良かった。
あの時は分からなかったメモの真意が、ここで明かされたのか!という事もあって楽しかった。

時点で好きなのはわたしと『わたし』の対決。
色々な罪を背負ったからこその『わたし』の逃避に対して
それでも立ち向かうわたしが凄い格好いい。作中一番好きなツン。

ラストはサイレントヒルをやった事がある人にはおお!と思うのではないでしょうか。
どこからサイレントヒルネタで、どこまでブーン系独自のオリジナルなのかははっきりと言えませんが
あのラストはサイレントヒルとブーン系、この作品とをうまく組み合わせたラストだと思います。

個人的にはモララーがあの後、どうなってしまったのかが気がかりで堪らない。
見た感じ、もう普通の人には戻れなさそうな印象を受けたけれど

面白いのはそれだけではなく、エピローグ後に投下された各話ifストーリーも忘れてはいけません。
ifストーリーで好きなのは1、3、6。目次の時点で6の予想が出来た人は幸せになれる。
あのエンドは話には聞いていたのですが、まさかやってくれるとは思いませんでした。

随所にサイレントヒルネタがちらほら見えるので、サイレントヒルをやった事がある人
あるいは、サイレントヒルシリーズが好きな人は更に楽しめるのでないかと思います。
勿論私のように、サイレントヒルを知らない人でも楽しめます。

これをきっかけに真冬の本家サイレントヒルを始めるのもいいのではないでしょうか。
俺はしないけどな!この作品読んだ後でも夜が怖くなったのにゲーム出来る訳ねえぇえ!
それくらい面白かったです。強く印象に残るホラー作品でした。

コメント

この記事を見て気になったから、文丸さんで一気に読んできた。
かなり面白かった。
泡沫さんの感想見なかったら、この作品をずっと読まないでいたと思う。
ありがとう

  • [2010/12/30 15:03]
  • URL |
  • 名無しさんのようです
  • [ 編集 ]
  • TOP ▲


>>※1

何という、実に嬉しき言葉です。
ありがとうございます。

サイレントヒルは私も一気に読んで、すぐに感想を書きました。
読後は正にゲームをクリアした時の脱力感。それも含めて好きな作品です。

  • [2011/01/01 04:15]
  • URL |
  • 泡沫(あわまつ)
  • [ 編集 ]
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